ゴールデンウイークは過ぎてしまいましたが。
「お金・介護・墓」は、今からでも話し合っていただきたいテーマです。
今回紹介する記事は、話し合う際の叩き台としてご活用いただけます。
山崎元氏の記事
ダイヤモンドオンラインに2022年5月4日に掲載されました。
下記リンク先よりご確認ください。
元記事|親の最晩年の「お金・介護・墓」、連休に親子で話し合いたい大事な話 引用先:ダイヤモンドオンライン
証券会社とのやり取り
「まず、親の金を守れ!」
この一文に、ポイントがすべて集約されています。
証券会社の営業担当者に「80代の母に勧誘しないで欲しい」と伝えていますが、ここまでやる必要があると思います。
金融機関に任せてしまうと、「とんでもない資産状況」になってしまうリスクが少なからずありますから。
身元保証は転ばぬ先の杖
筆者の母と妹とで「財産管理契約」「任意後見契約」を取り交わしています。
「財産管理契約」によって、ご家族で親のお金を守ることが可能になります。
「財産管理契約」は生前の資産管理だけではなく、葬儀や法事のあとのお支払いにも対応しています。
「任意後見契約」は、親の認知などにより必要が生じたら後見開始となります。
記事にもあるように、現時点では移行しない可能性が割と高いですが。
超高齢化社会の進行を踏まえると、「転ばぬ先の杖」として今後広まりを見せていくと思います。
親の介護は子供が決める
以下の考え方にはまったく同意見です。
・介護はプロにお任せする
・介護施設の費用は親自身の資産で賄う
私自身もこうありたい、と考えています。
墓じまいと海洋散骨
お金と介護については、なかなか親と話しにくいテーマですが。
お墓をどうしていくかに関しても、正面切って話し合いにくいテーマであります。
筆者は墓じまい・海洋散骨を選択されています。
他にも選択肢はあります。
ケース1)墓じまいの後に「永代供養墓」にお納めする
お墓が遠方にあってお参りに行けないので、そちらは墓じまいを行い。
近くに永代供養墓を購入し定期的にお参りに行けるように。
家族が高齢になるとアクセスの善し悪しが大事になってきます。
ケース2)お墓はそのまま残して、新たにご逝去された方たちはお墓に入れず「他の供養方法」を選択する
お墓の管理費が高くない場合はそのままにして。
新たに納骨はせずに「永代供養」「散骨」にて供養する。
お墓を継続する、墓じまいする、両者を費用面で比較して判断する必要が出てきます。