神奈川県警大和警察署の元警部補が、儀社からの賄賂という起訴内容を認めました
神奈川県警警部補による贈収賄事件とは
警察署が扱ったご遺体の搬送について、特定の葬儀社から金銭を受け取り見返りとして便宜を図っていたとして、2021年10月に神奈川県警警部補2名が逮捕されました。
うち1名の妻が、葬儀社の実質的なオーナーでありこちらも逮捕されました。
元記事➡贈収賄容疑で警部補2人逮捕 ※時事ドットコムより引用
贈収賄事件が初公判
2月15日に横浜地裁で初公判が開かれ、元警部補は起訴内容を認め「神奈川県警では、どこの警察署でも葬儀会社から金券をもらっていた」と証言しました。
検察による求刑は懲役2年6か月。
元記事➡"どこの署でも葬儀社から金券" ※NHKニュースウエブより引用
”葬儀社から賄賂"に思うこと
・病院常駐より警察業者の方が儲かってた
・地元の地場の葬儀社が担当するのが一般的であった
・ご家族が葬儀社決めていても、担当刑事が警察業者を半ば強引に呼んでしまうケースも→無理難題の言いがかりで危うくキャンセルされそうになった経験あり
ここまでは、こちらで知り得る「今回の事件前」の状況です。
「今は」刑事からの見返りがなくなったので、警察業者は四苦八苦している様子です。
ちなみに、”葬儀社からの収賄容疑”は神奈川県でのお話です。
東京都町田市で警察案件対応しましたが、担当刑事の適切な対応に感動した覚えがあります。
「同じ警察でもこれだけ違うんだ!」と驚かされました。
【2022年3月22日更新】贈収賄事件で有罪判決
3月15日、横浜地裁にて懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決が言い渡されたとのことです。
容疑者 「自分が知る限り、神奈川県警の警察署ではすべて葬儀会社からビール券をもらっていた」
神奈川県警察本部 ほかの警察署でも金券を受け取っていたという証言については「同種の案件で調査しているものはない」と
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これまでの不祥事をすべて摘発し、膿を出し切ることが本部のやるべきことだと思います。
まあ、不正体質が根本から変わることはないということでしょうね。
残念ですが。