葬儀打ち合わせの注意点とは?
葬儀の基礎知識
公開日 2022年3月3日 最終更新日 2022年3月12日
いざという時に慌てないために、お葬式の打ち合わせについてご説明いたします。
葬儀打ち合わせで決めること
お葬式に向けて、打ち合わせを行います。
打ち合わせで決めるべき項目は、次の3つに大別できます。
①葬儀の日時
②葬儀を執り行う場所
③葬儀の内容
上記3項目について、1時間から1時間半をかけて決めていきます。
葬儀打ち合わせ①葬儀日程
・ご家族や親せきのスケジュール
・(菩提寺があるなら)お寺様のスケジュール
・斎場や火葬場の空き状況
これらを踏まえた上で葬儀日程を決めていきます。
葬儀日程を決める際の注意点
菩提寺がある場合に、お寺様の都合を確認せず勝手に日程を決めてしまうと、後々トラブルへと繋がりかねません。
葬儀社との打ち合わせ前に菩提寺に連絡し、通夜や葬儀の日程についてご相談しておけば無用のトラブルを避けられます。
菩提寺が遠方にあったとしても、菩提寺に連絡しておくことをお勧めします。
このやり取りの中で、葬儀プランの選定もあわせて行っていきます。
※葬儀プラン…家族葬、一日葬、火葬式など
葬儀打ち合わせ②葬儀を執り行う場所
<火葬>
故人様が住んでいらした市区町村で行うのが一般的です。
<斎場>
火葬場から近いところが理想的です。
◆藤沢市の場合
藤沢市斎場で葬儀
↓
藤沢聖苑に移動して火葬、収骨
となります。
◆茅ヶ崎市の場合
茅ケ崎市斎場で葬儀
↓
茅ケ崎市斎場で火葬、収骨
となります。
斎場と火葬場一体型で、ご移動いただく必要はありません。
火葬をご逝去時の市区町村で行う理由
安価で火葬場を使用できるからです。
神奈川県の火葬場ですと、市内料金と市外料金が設定されているのが一般的です。
◆藤沢聖苑の使用料 大人(12歳以上)の場合
市内の方 1万円
市外の方 8万円
市内の判断は、故人様のご逝去時の住所で行います。
葬儀打ち合わせ③葬儀内容
葬儀打ち合わせ①②で
・葬儀プラン
・葬儀を行う斎場
はすでに決まっています。
あと決めるべきは、どのようなお葬式にしていくかです。
代表的な項目は以下の通りです。
□お食事 通夜振る舞い、精進落とし
□返礼品
□供花
葬儀内容を決める際の注意点
食事・返礼品・供花ですが、打ち合わせの場で即決とは中々いきません。
例えば打ち合わせで仮の数を決めておいて、都度変更していくことが多いです。
最終的にいつまでに決めれば良いか、葬儀社に確認しておく必要があります。