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【お金の管理】7項目の見直しからスタート! 前編

終活

公開日 2022年2月16日 最終更新日 2022年3月12日

若い女性と高齢女性

ご自身のお金に関する情報、整理整頓はなされていますか?

葬儀後の事務手続きの中で「お金」に関するご相談をよく受けます。
「通帳や手帳の場所が分からない」「保険証券がなくても保険金の請求は可能?」など耳にすることがあります。

残されたご家族が困らないようにするためにも、終活については「お金」関連の情報整理から手を付けることをお勧めします。

見直しすべきお金の7項目を見ていきましょう。
今回は前編となります。

①民間保険を見直そう!

生命保険
保険の役割を考えてみましょう。

「起こる確率が低く」「損失が大きい」事態に備えて加入するのが、保険本来の目的と言えます。
この基準に照らし合わせて、保険の見直しを行ってみてください。
解約する保険も出てくるかもしれません。

自分で判断するのが難しいから保険ショップなどで相談してみると、かえって高くつく可能性がありますのでご注意を。

民間保険のチェックポイント

□保険の役割から判断して、保険の棚卸を行ってみる
□契約書などは保管場所が分かるようにしておく

②社会保険は紛失に注意!

健康保険証と年金手帳、すぐに保管場所は分かりますか。
特に年金手帳は長年見たことがない状態に陥りがちです。

保管場所を明確にしておくことが大切です。



2022年に年金手帳廃止?

2022年4月以降に新たに国民年金に入る方へは、年金手帳ではなく「基礎年金番号通知書」が送られる予定です。

すでに発行されている年金手帳が失効するわけではありません。
現在の年金手帳は基礎年金番号の証明書類として有効ですので、引き続き保管しておくことをお勧めします。

新制度に移行し、詳細が判明してからご対応いただくのが安全です。


③銀行口座を整理してみよう!

「知人との付き合いで開設した」「以前の職場で給与振り込みに使われていた」
"半"休眠状態の銀行口座はありませんか。

口座がたくさんあると、残されたご家族の負担が増える結果に。
民間保険と同様に、思い切って棚卸してみましょう。

利用していない口座に管理手数料が課される?

みなさんは”未利用口座管理手数料"を聞いたことがありますか?
ある期間以上利用していない口座には管理手数料が発生します、というものです。

すでに三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行など大手都市銀行で導入されています。
他の金融機関にもこの動きが広まる可能性があります。

使っていない口座を解約することで、余計な支出を減らすというメリットも生まれてきます。

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